これ、気に入った。♪
ボーッと観てるとワケ解らなくなる話の展開の中に(笑)、得も言われぬ素晴らしさがあります。☆
まず、橋蔵の演じる主人公からして良く解らない。(笑)
貧乏御家人の次男坊が伊賀忍者…
奥から迫りカメラ手前へ倒れる刺客たち、大地を駆け回り舞う土、主人公・名張信蔵とちのが乗る小舟のカットなど、加藤泰特有のローアングル撮影が存分に活かされていて非常に満足。
色男の主人公・名張信蔵が出…
紀伊の國に、秘境の村があって、隣の御嬢さんが実はその村のお姫様でした っていう、劇場版ドラえもん的な設定の忍者映画でしたー。 いつもの加藤泰タッチ(ローアングル、長回し)はちょっと控えめかも。 で…
>>続きを読む加藤泰特集 28本目
この内容をこの尺では短過ぎる。その反動が70年代松竹長尺作品に反映されるのだが、その時にはこういう軽快な時代劇に最早興味がなかったというちぐはぐな人生に相応する悲恋とアクショ…
冒頭の漲るような迫力のアップ、移動の細かいカット割りの紀州と公儀の攻防の忍術映画から、いつの間にか橋蔵と桜町弘子の情感たっぷりの恋愛劇に。この呆れるばかりのチグハグさ、アンバランスが見事に加藤泰。赤…
>>続きを読む