何から何まで面白くてぐうの音も出ない。
3部作とされていて、第1作で撮影した村が地震に見舞われたため、安否を確認しに現地へ向かう映画監督、という、設定。
実際に映るのはもちろん監督自身では…
3本目のキアロスタミ監督の作品。
監督の手だけ映る大人や、シルエットだけの人、遠くから撮られた道や木々の描写が好き。
ドキュメンタリー感がありながら演出と現実が交差する複雑さ。全部演出だったら良かっ…
ひたすら“行く”映画
映画監督根性なんやと思うけど、行く先々でまだテント暮らししてるような子どもに突然「地震のときのこと教えて」ってインタビュー始めてしまうのは観てて「やめたげて!」って思った。
…
大地震にみまわれ
崩れ落ちた村
疲弊した人々
今の私たちにとっては他人事ではない
そんな混乱した中で
「友だちのうちはどこ?」の男の子を探し
息子を連れて旅をする
ドキュメンタリーかと思わせといて…
家族が亡くなっても、オリンピックが観たくて忙しない人々。
「だって4年に1回しかないんだもの、仕方ないよ」悲しんでいても何も生まれないのかもしれない。
残った人達には人生がある。
地震の話を出会う人…
地震よりワールドカップ。
彼らが口にする「神のご意志」。自然災害やそれに伴う甚大な喪失に対するスタンスには多分に宗教による超越が垣間見られるが、それ以上を語るにはイスラムを知らなすぎる。
かろう…
ジグザグ道3部作の2作目
前作のロケ地に向かうロードムービー
イランで起こった大地震。心配になった監督が現地を訪れるまでのお話しですが。
実際起きた地震で、描写がとてもリアルだし、現地の人々の復…
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