相変わらず良く出来ていたとは客観的には思うが、わしの好みではなかった。
いつもはあっという間に終わる感の木下恵介作品が長く感じた。
深刻すぎる。真面目すぎる。
別に死ぬこたぁないだろう。
頭がアレな…
高峰秀子さん、成瀬作品だとああも素晴らしいのに、この作品では「ううううーーっ!」とかうめいて顔をピクピクさせまくる重厚にも程がある演技でちょっと見てらんない。久我美子さんが懸命に自由を求める姿勢はめ…
>>続きを読む木下・高峰コンビが二十四の瞳の撮影直前に撮った作品。
高峰秀子にこの役は似合わないし、泣きシーンが多すぎ。彼女の泣きは他の作品同様インパクトが強く、何度も感情のピークがきてしまい、いくらなんでも使…
『女の園』ライバルでもある黒澤明の同年の『七人の侍』が男の戦いならこれは木下惠介による女の戦いか。その自由の意味を問うようなかたちにもなっている。当時は意欲作であろうがエピソード毎のバランスが悪く面…
>>続きを読む封建的な女子大で声を上げる女性たちの物語。ルールばかり押し付けてくる性悪寮母の高峰三枝子さんを筆頭に久我美子さんや岸恵子さん等、それぞれキャラが立っていて面白かった。女優同士の演技合戦というか言い合…
>>続きを読むうーん…集中できなかった…科白のやりとりで展開してるのが。私は木下恵介監督の作品は合わないかもしれない。
高峰三枝子は観世音菩薩のようなご尊顔。役柄は学生を締めつける先生だが。
デコちゃんはこういう…
この時代に女性が人権を求めて立ち上がるという映画が存在したことに驚く。きっと当時としては新鮮な価値観だったのではと思う。
しかしそれにしては主人公が弱すぎる。周囲の女学生は自分の意志を貫く強さがあ…
昔、『二十四の瞳』で高峰秀子がスカートを穿いていただけで村人からアバズレ扱いされるシーンで爆笑した覚えがあるが、この『女の園』はそういう旧時代的な女性観との闘争を描いた作品だ。
140分と言う長尺…
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