今はなきシネマヴェリテでの公開時は受験目前で鑑賞断念した映画。
20年以上経ってまた上映するとは。
今回は「北朝鮮・素顔の人々」が同時上映。これは未知の作品。
当時は内容とは無関係のシュールなタイ…
【全体主義は見ていて疲れる】
金日成が健在の時代に、北朝鮮の建国40周年を祝しての祭典を映し出した作品。
まず、改めて思うのは、北朝鮮が個人崇拝によって成り立っている国だってこと。金日成には必ず…
北朝鮮が渡した映像素材をほぼそのままポーランドで映画化。
ポーランドサイドではそのまま作ることで間接的に、北朝鮮の全体主義を批判している。のちにはプロパガンダの参考例として教育にも利用するようになる…
北朝鮮が朝鮮戦争においての孤児、教師を委託教育いう言葉使いで、同じ共産主義国家に移動させていたなど、無知で聞いたこともなかった。
慣れない環境を超えて友情や愛情が芽生え
更にはまた国に戻される。それ…
「アメリカの奴ら」笑笑
金日成のことを話す時と、
アメリカを話す時の天と地の差がツボ。
北朝鮮という国が
いかに洗脳されており、
いかに狂っているか。
これをみて北朝鮮人は誇らしく思うのか。
…
独裁体制特有の狂った美学を、まざまざと見せつけられる作品。
■ 概要
1989年にポーランドの映画スタッフによって製作された、北朝鮮の実態を映し出したドキュメンタリー。
88年9月9日、北朝鮮民…