戦後から高度経済成長期までを架空の職"立喰師"の視点で虚実交えて語りあげる、ほんとその言葉のままに山寺ボイスで語りまくる。
本作はそれが本当か嘘かについては一切の関心を持たない。それ故の面白さがあり…
令和3年度No.5
押井監督のライフワーク
これは本当に押井監督作品を一通り鑑賞してからではないと触れてはいけない作品だと思う。
本当に存在したかのような語り口で展開される立喰師の姿が可笑しい。
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巧みな弁術を駆使して、虚実綯交ぜの昭和史をひたすら語り倒す。
劇映画ではないしドキュメンタリーでもない。押井守にしか出来ない(やろうとしない)歴史検証パフォーマンス。"現実と虚構"という押井監督永遠…
実写でもない、アニメでもない不思議な作品。人狼とかイノセンス見た時に押井守の脚本文字多すぎ…とか思ったけど今作の方が多かったし、なんなら振り切ってて清々しかった。山ちゃんの美声を文語体で味わえる貴重…
>>続きを読む【DVD】戦後現れては消えていった立喰師というただ食いをモットーとするゴト師たちの足跡を辿る物語です。
押井守独特の小難しい言語で数々のナンセンスが淡々と進行して行きます。観賞後も何も残らない、好…