戦火のかなたに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

「戦火のかなた」に投稿された感想・評価

およそ20分の短編が6本のオムニバス。それぞれ情緒があり良い雰囲気なのだが、やはり20分は短すぎて食い足りない。観たDVD(Filmarrkに掲載されているジャケットのもの)がとても傷んだフィルムが…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.7
ロベルト・ロッセリーニ監督作品。

あまりにもリアルな映像には驚いた。

この映画を観て感銘を受けたイングリッド・バーグマンがイタリアに走った行動をとらせるほどの作品。

【人の悲しみを繋いで繋いで、その先には…】

イタリアン・リアリズム戦争3部作の第2作め。
オムニバスみたいな作りになっていて、
それを繋いで戦争の移り変わりを描いている。
もう途中で「お腹いっぱい…

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あらゆる映画で見てきたイタリア都市の風景がここでは全然違って見える。
6篇は救いが無い話ばかりだが、兵隊と娼婦の話が一番きついな。
しゅう

しゅうの感想・評価

3.0
オムニバス形式という事もあり、そこまで退屈はしないが、ロッセリーニの映画は時代を越えて生き残る事はないのだろうなと感じる。
2話、3話目が特に印象的だった。

イタリアが連合国から反攻を受けた頃の様子を南から北にオムニバス形式で描いていく作品。ジャケットにもなっているローマの娼婦の話が白眉か。その前のナポリやその次のフィレンツェの話もそうだが、まだ戦後間も…

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どなべ

どなべの感想・評価

3.0

原題の「PAISAN(Paisà)」はcountry fellow(同胞)くらいの意味を持つナポリのスラングらしい

同胞とはイタリア市民にとっての(反ファシストとしての)連合国軍のことを指すようで…

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おそらく多くの観客が気になっているであろうジュリエッタ・マシーナの登場シーンは第四話で登場する宮殿の階段に座っている女性である(らしい)。が、そもそも私は宮殿も階段も見つけられなかったので見つけたら…

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atsuki

atsukiの感想・評価

3.0

戦火が隔てたもの。イタリアのかなたがオムニバス形式で繋がっていくが、パイサを呼ぶ声は聞こえそうもない。ただ日本公開の際に、検査によって5分の1もカットされながら「すさまじいの一語につきる」と評価され…

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ジュリエッタマシーナを追いかけていくと、彼女の数少ない出演作の中ではフェデリコフェリーニとロッセリーニが関わってる若い作品としてかなり興味深い映画だったのでズーッと観たかった映画の一つ。
が、しかし…

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