イタリア戦のいかにもありそうな6つのエピソードを集めたオムニバス。
1.南部イタリア。村人たちが米兵を警戒する中,父と兄を探しに地雷のない道を知っている少女が案内を買って出る。しかし米軍指揮官は強く…
イタリア語と英語と時折ドイツ語の入り混じる多言語映画だった。前半の3つのエピソードが特に、言葉の通じない者どうしがコミュニケーションしながら、他者との距離がどう縮まっていくか(あるいは縮まらないか)…
>>続きを読む ちょっとくどさはあるが、映画とカメラの冷徹さが一致した稀有な映画であるのは間違いない。死や悲劇を劇的に引き延ばさず、さらりと描いたのは、この映画が初めてかも知れない。
黒人の話の一人芝居が素晴ら…
MGM製作からはじまり、おったまげる!半分が英語!
見終えると、ロッセリーニは数ヶ国語に通じていただけに、ドラマが複眼的で素晴らしい事がよく判る。
ヴィスコンティの様に貴族らしさは無いが、ロッセリ…
このレビューはネタバレを含みます
6つのエピソードからなるオムニバス映画。これだけ様々な人種が登場するとは思ってなかった(これもロッセリーニの無国籍ぶりゆえか)。
【1】シチリアのある村での、娘とアメリカ人兵士による言葉の通じない…