戦火のかなたに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 2ページ目

「戦火のかなた」に投稿された感想・評価

Pierre

Pierreの感想・評価

4.5

120分で6編が20分ずつ。戦争映画が妊むすべてのテーマを濃縮還元してそれぞれにぶち込んだかのような濃さ淡さ。
各話が短いのも手伝ってるとは思うが、まぁ絵が面白くて飽きない。ロッセリーニもっと観たい…

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山

山の感想・評価

4.1
向背定まらぬまま北上していく戦線。実存的瞬間に満ちている。朝陽によって照らし出される惨状を捉えたマルテッリの実に劇的なショットが素晴らしい。
birichina

birichinaの感想・評価

4.5

原題Paisaは、第2エピソード(ナポリ)で黒人米兵が少年に対して呼びかけていることば(同胞→broみたいな感じ か)。
酔っ払った黒人米兵が操り人形小屋に入るシーン、舞台に乱入するのは、演じられて…

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ChangSu

ChangSuの感想・評価

4.2
由不少小故事组成的,各有特色。新现实主义特色明显,可以看出就是赶在战后马上拍的,实景的采用大有帮助
無慈悲な運命とやるせなさに包まれる。誤解や思い込みが悲劇を量産する。戦争とはその集積だ。徹底したリアリズムがみじめさと残酷さを浮き彫りにする。
qwerty6

qwerty6の感想・評価

4.1
1001
Music by Renzo Rossellini(1908-1982)
Sub-Director:Federico Fellini(1920-1993)
Frengers

Frengersの感想・評価

4.5
 すべてのパートが凄すぎる。移動の捉え方が余りにも白眉。遠景/近景の扱い、複数の言語が飛び交うことで生まれる立場の同意/反駁も「大いなる幻影」の系譜?

43年連合軍のシチリア上陸から北進までの6つのエピソードからなる作品。ロッセリーニの戦争3部作と呼ばれる『無防備都市』『戦火のかなた』『ドイツ零戦』の2作目。どのエピソードも実際の記録映像を頭に据え…

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milagros

milagrosの感想・評価

4.2
決定的な場面をすーと通り過ぎていくカメラが恐ろしくリアル。欠片が見せる全体への志向、ひとつの大きな物語にまとまらない個別の悲しみがある。
kikawa

kikawaの感想・評価

5.0

断片によって一つの全体像を描き出す構成や、リアリズムを追求した画期的な表現方法において、『戦火のかなた』と『市民ケーン』とは全く異なる文化を持ちながらも双子のように類似していると思った。そして、ほぼ…

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