「美しき二人羽織」
見世物小屋の一座で起こった愛憎劇を描いた作品
両腕を失った聖人を祀るカルト宗教、見世物小屋の人々、親子の狂った愛憎、最後は別の愛が主人公を惑わす。
◆二人羽織で美しくピアノ…
「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」に比べると、難解さはなく、分かりやすいアレハンドロ・ホドロフスキー作品。しかし、狂気とグロに彩られただけの、石井輝男のユーモアと感性にも及ばぬ愚作。「初めて観客…
>>続きを読む両親がサーカス団である心優しき少年フェニックスは、ある日彼の母が父の浮気現場を目撃してしまい怒りのあまり硫酸を彼にかけるも、母は両腕を切ってしまい...
なによりこの世界観よ!
この絶妙な不気味さと…
サーカス一座に生まれたフェニックス。
父はナイフ投げの団長、オラオラ王様系。
母は地毛吊り舞踏、両腕切られた女子を崇めてる。
そんな境遇で育ち父の自殺まで目撃し心を病み、両腕を亡くした母の束縛から逃…