画家の手元を映すシーンが良かった。ペンの音も好きではないがリアルだった。少しずれてた時もあったけど。ずっと見ていたかった。
モデルのヌードシーンはとても美しいが、修正のボカシが邪魔だった。
壁に閉じ…
カンヌ映画祭で評価される作品はアカデミー賞よりも私好み。長尺でも飽きずに没入できた。
若い画家と若い妻マリアンヌ(エマニュエル・べアール)。ベテランの老画家(ミシェル・ピコリ)と永遠に美しい妻リズ…
有名作品ですが、初見でした。
何を伝えたかったかは、よくわからずで考えるでは無く感じる作品なのかと思いました。映像は美しく、細かな色使いにも拘りがあると感じました。また、作品の中で伏線らしきシーンも…
4時間のリヴェットということで若干不安だったが、完全に杞憂だった。
特に序盤の描画シーンは息を呑んだ。なんでもない線に命が吹き込まれていく過程はとても美しく、見事。
これでリヴェットは文句無しで…
『燃ゆる女の肖像』のときにこの映画の話がされていたのか分からないが、モデルの眼差す老画家の姿、苦しいポーズをさせられるモデル、クロッキーとノートや絵筆とカンバスが擦れ合う現場が等しく映されていた。出…
>>続きを読む上映時間が4時間近くありずっと敬遠してきた本作をようやく見た。ある画家が"美しき諍い女"という絵画を完成させるまでの過程を追った映画で、演劇など芸術を完成させる過程を描くリヴェットの十八番のテーマが…
>>続きを読む【第44回カンヌ映画祭 審査員グランプリ】
『修道女』などの巨匠ジャック・リヴェット監督の代表作。バルザックの『知られざる傑作』を翻案した本作はカンヌ映画祭審査員グランプリを受賞、日本でもキネマ旬報…