表層的には少年の小さな使命感を描く寓話に見えるがその内部では倫理の発生をめぐる映像的実験が精緻に展開されている。
物語は驚くほど単純で語彙的には子どもの日常の範疇に収まっている。
それゆえ観客の認識…
このレビューはネタバレを含みます
大人が子供を相手にしない。全然尊重してあげてない。
規律を重んじる文化なのだろうか。とにかく理不尽に子供に厳しい。宿題をしないだけで厳しく罰せられるのだ。それ故に「ノートを返す」だけのことがお話の推…
このレビューはネタバレを含みます
2025年146本目
前に大学の先生が絶賛してたので観てみた
「友達の家の場所は知らないけどどうにかしてノートを届けたい」という健気さよ。
主人公の表情がとても良い。
階段や坂のショットがとに…
友達の家までノートを返しに行く男の子の1日を追ったストーリー。
何度注意されてもノートに宿題をやってこなかった男の子は、「次同じことをしたら退学させる」と先生に警告される。主人公アハマッドは退学リー…
友達のノートを返すために右往左往。大人達がとりあってくれない中、同じ質問を何度も何度も繰り返す。
少年の切ない瞳から目を離せません。
がんばれー!!と思わず応援し、一緒にガッカリし、夜道に不安になる…
大人たちがやっかい!!
ちょっと黙っててほしい。
イランの名匠アッバス・キアロスタミ監督の作品。
ともだちの家にノートを返しにいく少年の話。
大人たちは忙しすぎて話を聞いてくれない。
大冒険しなが…
主人公の小学生アハマッドを演じるのはババク・アハマッド・プールと言う子供で、この映画はこの少年の24時間を描く。
キアロスタミ監督の「ジグザグ道3部作」
『友だちのうちはどこ?』(1987)
『そし…
アハマッドの健気な雰囲気が良かった
それに対し、大人たちが冷たすぎてイライラする
子ども目線での大人ってこういう感じなのかな
老人の家での哀愁漂うシーン 魅力的
絵になる場面が多かったとは思うけど、…
(C)1987 KANOON