マックイーン主演にもかかわらずこんなに地味で良いのかというくらい地味なのだが、ペキンパーのモンタージュがその地味さと拮抗していて、結果として異様な映画になっている。
マックイーンの脳裡をよぎる映像…
再鑑賞につき改めてレビュー投稿。
ロデオ大会に出場するため故郷に戻り、疎遠だった家族と再会する様が描かれたドラマ。
批評家の間ではサム・ペキンパーのフィルモグラフィの中で最も穏やかな作品であると言…
晴れやかな西部の感触を捕らえている撮影が素晴らしい。パレードの最中にロバート・プレストンが馬に乗り無茶をする件などが楽しい。酒場での乱闘シーンはスローモーションがくどく、大混乱まではいってない気がし…
>>続きを読むそもそも内容知っているから楽しめるという面もあるけど、ペキンパーは物語=セリフがなくとも哀愁を感じられる。今作はあくまで暴力描写こそないが、ただ、どちらにせよカタルシス無き試練に身を投じる職人たちを…
>>続きを読むロデオで自分を負かした猛牛・サンシャインにリベンジするために、故郷のロデオ大会に出場するジュニア・ボナー(スティーヴ・マックィーン)の数日間を描いた映画。作品全体ののどかな印象とは裏腹に、売りに出さ…
>>続きを読む血とか死体とか、とにかく暴力が全くないペキンパーの作品を観たのは初めてかも。ただ「近代化」や去り行く時代への挽歌といったかんじは相変わらずのペキンパー印。
マックイーンがいつもと違ってみえて、こちら…