抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-』に投稿された感想・評価

やま
4.2
死刑囚の視界に入らないものは徹底してフレームの外に置かれるので、外の状況は音だけで想像するしかない。その演出が強烈な緊張感を生み、死刑囚が脱獄を実行するまでずっとそばで見ているような感覚だった。
ブレッソンが描く激渋スニーキングミッション。ちょっと凄すぎる…。
Ut
4.2

以前に観た「田舎司祭の日記」がとても良かったので、ロベール・ブレッソン監督の作品をもっとしっかりと観ようと思っていました。
最初のシーンからスリリングでしたが、モノクロの陰影と音で上手く独房の閉鎖感…

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画面や音をここまで切り詰めてもこんなに面白いとは……、凄いよロベール·ブレッソン。画面の狭さがちょうど監獄の中みたいに作用してる感じ。ナレーションも本作のはとても良い、ベッドシーツを裂いて作った縄を…

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いつものブレさんのノリでナチスの収容所やられたらそりゃ怖いですよ。
Juzo
4.7

ブレッソンらしい「余分を削ぎ落とした」純度の高い映画。
脱獄映画といえばサスペンスやアクションを思い浮かべがちだが、この作品では派手な盛り上げは一切なく、囚人のわずかな所作、木片を削る音、縄を結ぶ指…

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5.0
DVDで観た後、何年か経って映画館で観ることができました。
映画館で観た時に、より一層本作品の迫力を生身で感じたことを今でも憶えています。
緊張感が常に伝わってきました。

このレビューはネタバレを含みます

対独レジスタンスの闘士アンドレ・ドゥヴィニの実体験を基にした脱獄映画。

主人公のフォンテーヌが同じく収監された者と手紙のやり取りをしたり、脱獄を試みる手のショットは、次作の『スリ』に引き継がれて…

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5.0
初見でびっくりしてから苦手意識があり、色々ブレッソンを見てから再度見たらめちゃくちゃ見やすくてびっくりした。
mani
4.4

ちょうど映画のショットについての本読んでるからその視点で観ちゃったのだけど、4:3のアスペクト比でクローズアップが多かったから、独房の孤独さの強調や観客による感情移入ができる作品だったと思った。その…

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