シェルブールの雨傘の作品情報・感想・評価

シェルブールの雨傘1963年製作の映画)

LES PARAPLUIES DE CHERBOURG

製作国:

上映時間:91分

3.6

あらすじ

「シェルブールの雨傘」に投稿された感想・評価

kyon

kyonの感想・評価

3.2
話に関しては正直え、うん。って感じ。
色鮮やかで目は楽しかったけど、めっちゃ好きとかではないかな。
Milly

Millyの感想・評価

3.7
台詞はオール歌
美しいお話だった
良い終わり方だ!
Miho

Mihoの感想・評価

-
この時代の映画って光が多いシーンで髪の毛がふわふわキラキラして見えるんだけど幻想的で好き
読書の師匠でフランス語の先生が、このフランス語が聴きやすいという。ミュージカルだからね、と。あれ、この有名な作品、ぼくは見たのか見てないのか。しかも、監督ジャック・ドゥミの妻がアニエス・ヴァルダだというではないか。あ、ヴァルダの夫はこの映画の監督なんだ。

ところが、その肝心の映画のことが思い出せない。それがNetflixにアップされているのを知って、おもわずクリック。冒頭からグッと引き込まれて、最後まで一気に見る。なんと、この映画を見た気になっていたのに、じつは見ていなかったことがよおくわかった。

だって見てたら覚えているはず。セリフを全部歌っている不自然さが自然に聞こえてくる90分。リアリズムのように始まりながら、メロディーラインに乗せられるフランス語のセリフが、非常に聞き取りやすいというのは、イタリア語をやったからだけど、シェルブール雨傘店のカラフルな色使いと、ドヌーヴ/ジュヌヴィエーヴのブロンドとカラフルな衣装が良い。カラフルなのは衣装だけではなく部屋の壁紙。ブルーにピンクにほとんどドールハウス状態。このカラフルなドールハウス風の雨傘屋に対して、白で統一されたギー/ニーノ・カステルヌオーヴォの自動車修理工場、そして同じく白で統一されたエッソのスタンド。いやはや、カラフルなブルジョワ思考と、清楚でシンプルな労働者の白というわけか。

ニーノ・カステルヌオーヴォはイタリアの名優。ストレーレルのミラノ・ピッコロ座の出身でジェルミの『刑事』でデビュー。ヴィスコンティの『若者のすべて』にも出てるんだな。

それにしてもこの映画のドヌーヴはすごい。いやもう、見てと言うしかない。本人は、吹き替えられて怒っているみたいだけど、もしかしたらその怒りもあって、歌も歌うようになったのかな。たしか彼女、歌うよね?
Junna

Junnaの感想・評価

3.1
最初っから最後まで、この色あざやかさとミュージカルの会話を貫いている点について拍手

Lalaland とかこっからアイデアの着想得ているんじゃないか?

もはやいろんな映画が、むかしのモノに似ている気がするのが最近多すぎて、でも映画ってそういうものか

そしてフランス語の発音ってなんでこんなに響きがいいんだろう
ミュージカルって表現が過剰だから好きじゃないんだけど、気にならずに見ることができた。見終わったあとちょっと放心してしまうくらいよかったなぁ。暗い映画と音楽が美しい映画が好きなのでまさにって感じだった。
超絶にドヌーヴが美しい。
パリではないフランス…

ママ毒親やんとか、伯母さん…兵役免除…とかみんな何かしら抱えてて海辺の町、人生の塩味が強い。

ラストシーンのためにある映画。
まず、台詞が全編、歌。
「歌うように話す」って比喩表現があるけれど、まさにそんな感じ。

随所で目に飛び込んでくる鮮やかな色たちもこの映画の独特なところ。正直ストーリーは古い映画だしよくある話なのだが、色のもつ意味を追いながら観ると見ごたえが出てくる。衣装だけでなく部屋の壁紙や家具、駅のベンチまでにも色のメッセージが込められていて、このためにペンキで色を塗り替えたのかなあ、と思うと頭が下がる。

全部は追いきれなかったけど、青はギイの色かなと思う。
ジュヌヴィエーヴの母が言う、私は雨からあなたを守っているのよと。つまり母は雨傘で、雨=青のギイから彼女を守っているということになる。しかし母は、娘を守りたいばかりに、娘の人生をコントロールしようとしてしまう。

ラストは白と黒の対比で終わる。まるで二人の未来を暗示するかのようである。
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