次郎長三国志 第二部 次郎長初旅に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『次郎長三国志 第二部 次郎長初旅』に投稿された感想・評価

tosyam
5.0

このレビューはネタバレを含みます

東映版とちがって。この東宝版のよいところは。どこか新東宝っぽいところ。おもうにスーパージャイアンツ的な少年特撮味およびそれっぽい成分が。ましましなのではないかと。なぜかって次郎長役は親分だがウルトラ…

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 森繁久彌の登場シーンが完璧。その後の名乗りの滑らかさも高揚する。店での盆の使い方や奥に橋、手前に喧嘩を持ってくる構図、ちゃっきり節の反復。冒頭の暗さもその後の喜劇的な展開とは正反対で印象に残る。
このシリーズ、いいね〜。
愉快な仲間による珍道中。
クライマックスには、
ついに森繁久弥の森の石松が登場!
次からが楽しみ。

いやぁ、これは面白い。なにこの旅、めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか。
前作は仲間が集うのがメインのプロローグ的な話だったけど、今作から本格的に次郎長一家の物語が始まっていく。
どうしようもない所は…

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4.2
色々とマキノ師匠と喜八師匠の組立てと演出の技は恐るべし。リズムとスピードがまったく今でも遜色なし。関係ないけど黒澤明はコメディをやりたがったと時々思うけどテクニックでは解決しないよなと思う。

クライマックスで喧嘩するかと思いきや、森の石松登場で自己紹介して終わりって凄い。一人前の男になるには三年って言ってたけど、三年で一人前になれるなんて豊かな時代だなぁと思いました。仲間が増えてきて楽し…

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hachi
4.8

一家を構えることになった清水の次郎長。

お蝶と祝儀を上げるもその足で一家で旅に出ることに。
旅先で仙右衛門の喧嘩仲裁をしたことで、土地の親分・金平一家と大立ち回り。

その帰りに出会ったのが、森の…

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次郎長三国志の第二部。大傑作である。ハリウッドにフォードがいるならば、日本にはマキノがいる!躍動感あふれ、瑞々しく、アクションは素早く、歌って団結する、これぞ活劇だ!
冒頭の夜の捕物がまず素晴らしい…

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「次郎長三国志」シリーズ第二部。

前作以上に物語としてエンターテイメント性が強くなっていたり、各キャラの個性が活かされている続編。

そして人気キャラの森の石松が最後に登場するのもポイント。

前…

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通俗的なドラマなのに、マキノに撮らせるといきだとしかいいようがない画面の締まりっぷりに泣かされてしまう。
この部では三組のカップルの姿が描かれる。次郎長とお蝶、佐太郎と妻、仙右衛門とおきね。なかでも…

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