戦局は日増しに切迫し、梶の部隊も国境近い陣地で待機。思いがけず、少佐に昇進した友人の影山が赴任してきた。影山は、梶を上等兵に上げ、初年兵の教育にあたらせた。しかしそれが古兵の妬みをかい、初年兵のミスにつけ込んで、何かと梶は痛めつけられる。耐えていた梶の怒りが爆発した。その対立を案じた影山は、梶たちを別の中隊に派遣。だが、さおの直後ソ連軍の急襲で影山たちは、玉砕する。そして前線の梶たちの前に来るべ…
戦局は日増しに切迫し、梶の部隊も国境近い陣地で待機。思いがけず、少佐に昇進した友人の影山が赴任してきた。影山は、梶を上等兵に上げ、初年兵の教育にあたらせた。しかしそれが古兵の妬みをかい、初年兵のミスにつけ込んで、何かと梶は痛めつけられる。耐えていた梶の怒りが爆発した。その対立を案じた影山は、梶たちを別の中隊に派遣。だが、さおの直後ソ連軍の急襲で影山たちは、玉砕する。そして前線の梶たちの前に来るべきものが来た。それは無数のソ連軍の戦車群だった。
<人間の條件3部4部>
ドラマのクライマックス。暴力と狂気の中での人間的な葛藤が描かれています。
<3部>不条理な軍隊の暴力
軍部の不条理な暴力に対し、正義を語り、悪に立ち向かう梶は、大卒であっ…
特殊工人の脱走の責任を取らされ、徴兵されて前線に赴く梶。
上官のシゴキに耐える日々。
奥さんが訪ねてくるし、いい思いもする。
唐突な美しいシーン。
帝国陸軍の名の下にいろいろとひどい。
白衣の…
優しさは命を削り、命を燃す。『フルメタル・ジャケット』を彷彿とさする、訓練は地獄そのもの。まるで社会を表し、醜き時代を合表している。戦争の象徴というべき。不条理でしかない空間は、最悪。戦いのシーンは…
>>続きを読むこちらも圧巻。
ひたすら軍ひいては全体主義、軍国主義の愚かさが描かれていました。クソみたいな上官連中の「しごき」が一切国防のための役に立っていなかったり、そういった連中もいざ前線に追い込まれると自分…
第三部 望郷篇/第四部 死の脱出
召集されてしまった梶は、関東軍で初年兵として連日厳しい訓練と厳格なタテ社会から成る上等兵からの壮絶なシゴキを受ける日々だった(もう本当に嫌になるくらいのビンタの嵐…
会いたいと思ってる人には
いつかまた会えるもんさ
今年の正月初め
戦場行く描写よりも
相変わらず
軍隊の組織的理論だとか
組織的いじめだとか
そんなのが中心で
どうしても嫌な気持ちになる
特…
反戦映画というより、反「(日本)軍」映画と呼ぶ方が正しい。
何せ3時間の映画のうち2時間が日本陸軍内の陰湿なリンチで占められていて、敵とはほとんど戦っていないのに、身内とばかりひたすら喧嘩している…
松竹株式会社