このレビューはネタバレを含みます
どんな戦争映画観てもだいたい虐めイビリがあるので、本当にそうだったんだなと毎回思う。
自軍の戦力が落ちるだけなのにと思うが。
大日本帝国軍が窮地にたちだしたところまで。
常に辛い
日本人だけど…
第3,4部は徹底的に陸軍内部の不条理さらけ出しだった。80年前の日本壊滅の元凶になり、何故か現代日本にまで脈々と、もといミャクミャクと続く日本式精神論の精神異常さを堪能できる。精神と言いながら徹底的…
>>続きを読む 第1部第2部と同じ製作とは思えないほどひりついている。
兵営の最初のビンタから度肝を抜かれる。夜間に叩き起こし1列になった初年兵をビンタで“崩す”。構図においては本来力を持つはずの群衆が階級によ…
特殊工人の脱走の責任を取らされ、徴兵されて前線に赴く梶。
上官のシゴキに耐える日々。
奥さんが訪ねてくるし、いい思いもする。
唐突な美しいシーン。
帝国陸軍の名の下にいろいろとひどい。
白衣の…
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第三部 望郷篇/第四部 死の脱出
召集されてしまった梶は、関東軍で初年兵として連日厳しい訓練と厳格なタテ社会から成る上等兵からの壮絶なシゴキを受ける日々だった(もう本当に嫌になるくらいのビンタの嵐…
反戦映画というより、反「(日本)軍」映画と呼ぶ方が正しい。
何せ3時間の映画のうち2時間が日本陸軍内の陰湿なリンチで占められていて、敵と戦うのはラストぐらいで、ひたすら身内とばかり喧嘩している。
…
“捕虜モノ”だった一部二部に対し、この回は軍内部のパワハラ世界を描いた『真空地帯』みたいなスタイルに変わる。
三部は軍内いじめや田中邦衛の顛末も含め実に重苦しいが、四部では戦車など出てきて気合い入り…
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