新聞社に飛行機とホークスのモチーフにも近い作品。キャラとしては主演の2人が際立つのみだが、フラー脚本作品に似たやや不穏な雰囲気。2人のキスシーンの切り返し、そこから唐突な闖入者の描写が見事。セリフで…
>>続きを読むカラーを経てモノクロに回帰したサーク、照明意識がドイツ時代と決定的に異なる。ドロシー・マローンとの決別シーンの点滅光(光源自体は見せず間接的に窓から降り注ぐ)、ラストの照明差によって断絶される男女……
>>続きを読むウィリアム・フォークナーの原作だけあってか、ハリウッドの物語文法は守っている感じするのに混沌としたものを残す。『三つ数えろ』観たときも同じこと思った。
追撃王への愛憎だけで生きてきた妻と友人。そこ…
サーク監督自身のマイベスト作。前年作「風と共に散る」(1956)のスタッフ・キャストが再結集した白黒作品。原作はウィリアム・フォークナーの小説「標識塔」(1935)。原題「The Tarnished…
>>続きを読むバキバキの白黒映画で怖い。回想シーン鏡から入るのとか角砂糖をサイコロにするのお洒落。飛行機と恋愛が揃ったら正直死ぬしかないよな〜って思う。ちょっと前に見た「ウィリーが凱旋するとき」って空軍の話なのに…
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