20220327-097
1937年、ベルリン→ケニア
原作:シュテファニー・ツヴァイク(1995)
「オウアに対する君の態度は今ドイツを支配している連中と変わらない」
「私は敵性外国人ドイツ…
ユダヤ人がアフリカにも逃げていたことを知らなかった。
アフリカというと隔たりを感じるけど、よく考えればヨーロッパからだとまあまあ近くて選択肢としてあり得る。
以前にヨーロッパから上海に逃げた家族の…
ドイツ人でありながらユダヤ系ということで、迫害を恐れアフリカで過ごす父、母と娘の慣れない環境で受け入れていく姿が丁寧に描かれている。それぞれの祖国ドイツへの認識は様々。そして、家族の縺れはどの国の家…
>>続きを読む愛と哀しみにの果てと、よくにた設定ながら、こちらのほうがリアリティーがあって、面白いなと思いました。
やや、アフリカを美化してるのでは?とは思ったものの、白人が、アフリカに入っていく、難しさや、子供…
【ジャケ裏のあらすじ】(吹替あり)
乾いた熱い風の吹く草原がどこまでも続くアフリカの大地。一人のユダヤ人少女レギーナがその未知の世界に足を踏み入れたのは、ナチスの迫害を逃れるためという運命の悪戯だっ…
ユダヤ人が迫害された事実を違う視点で描いたのが目新しく、ケニアの雄大な大自然と共に満喫出来る。
特に終戦を迎えた後の家族の状態は興味深い描写だ。
皮肉にも再開してからお互いを見つめなおす事になると…
原作はシュテファニー・ツヴァイクの自伝的小説。その国の文化や生活を理解し、受け入れること。自国の言葉や文化を強要し、差別すること。それはヒトラーがやっていることと何ら変わらないのだと。そこに気付き、…
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