エンジェルの作品情報・感想・評価

『エンジェル』に投稿された感想・評価

pherim
4.0

勝ち気な少女が戦前の抑圧下を生き延びる軽快さ、筆一本で逆境跳ね返す奔放さ。

フランソワ・オゾンが、作家エリザベス・テイラーの1957年小説を洒脱に映画化。画家=マイケル・ファスベンダーとの恋、編集…

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自分を一番に愛してくれる人が親や結婚相手だとは限らない。エンジェルはただ自己中心的な生き方をしているというよりかは、当然の権利として見返りの愛を求めて生きていたのだと思うけど、最後に無償の愛の存在に…

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原作が傑作なので再見。原作のエンジェルとエスメが映画ではかなり美化されて描かれています。
衣装はなかなか見応えあり。
なんか好きだった

フランシス・ハみたいだった

自分らしく生きて
恋愛も仕事もがんばる女性好き
4.0

原作は「クレアモントホテル」を書いたエリザベス・テイラーによる同名の小説(1957)。舞台演劇のような演出が魅力的。如何にも「合成です」と言わんばかりのあからさまな車外景観のチープさも狙い演出なの…

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【見どころ】
① エンジェルの生き様。
② エンジェルの美しさ。
③ 成功と挫折。
④ 皮肉たっぷりな描写。
⑤ ラストのセリフ。
⑥ 豪華な衣装と部屋の内装。

【感想】
美人でピュアで才能もある…

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veSper
2.9

まったく主人公エンジェルに共感はできないものの、自分を信じてのし上がる気迫は大したもので、そこは尊敬に値する。
でもやっぱりどっか飛んでる人物として描かれてる。そこが最大の武器であり魅力なんだろうけ…

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-
夢溢れるロマンチックなオープニングの音楽に面食らったよ🎻
期待感増しますね。
フランソワ・オゾンにしては珍しい明確な失敗作と言わざるを得ない

自己中で我が強く、いけ好かない主人公の人生をオゾン監督らしく描いています。ラストはちょっと物足りないものの、中盤からの「よし!」な展開にワクワクし、それなりに楽しめました。僅かな出演ながら、ランプリ…

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