原作は「クレアモントホテル」を書いたエリザベス・テイラーによる同名の小説(1957)。舞台演劇のような演出が魅力的。如何にも「合成です」と言わんばかりのあからさまな車外景観のチープさも狙い演出なの…
>>続きを読む【見どころ】
① エンジェルの生き様。
② エンジェルの美しさ。
③ 成功と挫折。
④ 皮肉たっぷりな描写。
⑤ ラストのセリフ。
⑥ 豪華な衣装と部屋の内装。
【感想】
美人でピュアで才能もある…
まったく主人公エンジェルに共感はできないものの、自分を信じてのし上がる気迫は大したもので、そこは尊敬に値する。
でもやっぱりどっか飛んでる人物として描かれてる。そこが最大の武器であり魅力なんだろうけ…
自己中で我が強く、いけ好かない主人公の人生をオゾン監督らしく描いています。ラストはちょっと物足りないものの、中盤からの「よし!」な展開にワクワクし、それなりに楽しめました。僅かな出演ながら、ランプリ…
>>続きを読む冒頭でこれはディズニー作品か?と思ったのはつかの間、だんだんブラックな展開に。
50年代ぐらいのメロドラマをオゾンが撮ったら…という雰囲気でした。オゾン作品と思って観ると期待外れ感も。
上流階級…
【第57回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
『8人の女たち』フランソワ・オゾンがエリザベス・テイラーの同名小説を映画化した作品。ベルリン映画祭コンペに出品された。
オゾンにしては著しく精…