勝ち気な少女が戦前の抑圧下を生き延びる軽快さ、筆一本で逆境跳ね返す奔放さ。
フランソワ・オゾンが、作家エリザベス・テイラーの1957年小説を洒脱に映画化。画家=マイケル・ファスベンダーとの恋、編集…
自分を一番に愛してくれる人が親や結婚相手だとは限らない。エンジェルはただ自己中心的な生き方をしているというよりかは、当然の権利として見返りの愛を求めて生きていたのだと思うけど、最後に無償の愛の存在に…
>>続きを読む原作は「クレアモントホテル」を書いたエリザベス・テイラーによる同名の小説(1957)。舞台演劇のような演出が魅力的。如何にも「合成です」と言わんばかりのあからさまな車外景観のチープさも狙い演出なの…
>>続きを読む【見どころ】
① エンジェルの生き様。
② エンジェルの美しさ。
③ 成功と挫折。
④ 皮肉たっぷりな描写。
⑤ ラストのセリフ。
⑥ 豪華な衣装と部屋の内装。
【感想】
美人でピュアで才能もある…
自己中で我が強く、いけ好かない主人公の人生をオゾン監督らしく描いています。ラストはちょっと物足りないものの、中盤からの「よし!」な展開にワクワクし、それなりに楽しめました。僅かな出演ながら、ランプリ…
>>続きを読む冒頭でこれはディズニー作品か?と思ったのはつかの間、だんだんブラックな展開に。
50年代ぐらいのメロドラマをオゾンが撮ったら…という雰囲気でした。オゾン作品と思って観ると期待外れ感も。
上流階級…
【第57回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
『8人の女たち』フランソワ・オゾンがエリザベス・テイラーの同名小説を映画化した作品。ベルリン映画祭コンペに出品された。
オゾンにしては著しく精…
【20世紀当初の🇬🇧上流階級の暮らしに憧れる生意気娘エンジェルの、これが私の生き方よ♡】
重い作品が続いたので、スコアはそこそこだけど、軽く観られそうなオゾンの作品をチョイス
何やらジェインオー…
No.1577
2023.12.4視聴
オゾンー12(2007年作)13/31
オゾン監督がシェイクスピア調のドラマに挑戦した意欲作。
原作は英国の作家エリザベス・テーラー同名長編小説。(エリザベ…