【僕もそろそろ歳だ】
やはりエドワード・ヤンという天才は映画的な美しさに満ちていて、彼にしか撮れないあの空間というのは唯一無二で素晴らしい。これが〝映画〟というものなのだろう。
男の子から見る目…
『一一』におけるひとつのショットの、一連のシークエンスの、一本のフィルムの時間の持続は、ほとんどわたしたちの生きる人生のそれと等しいのではないかという錯覚すら与える。劇中でやがて凶行に走る青年も「映…
>>続きを読む台北に暮らすある中流家庭の日常を通じて、そこに潜むそれぞれの登場人物の悩みや葛藤を静かな筆致で描いた、エドワード・ヤン監督の遺作となったドラマ映画。新台北三部作の(『エドワード・ヤンの恋愛時代』、『…
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