ヤンヤン 夏の想い出の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ヤンヤン 夏の想い出』に投稿された感想・評価

BOB
4.2

名匠エドワード・ヤン監督の遺作。

台北で生活する一家の日常と苦悩。父親、高校生の娘、小学生の息子の3人がメイン。

「映画が発明されて人生が3倍になった」

ずっと観たかった作品。これが人生なのか…

>>続きを読む
3.9
人生は不条理の連続で、生も死も抗えないものだと考えさせられる。ガラス越しのショットが趣あって好きだった。
4.0
私にとって映画がなくてはならないものである理由が詰まっている。

世話しすぎたら咲かない。
ほったらかしたら満開。

自分では見えない後ろ姿を写真に撮ってあげるヤンヤン。主人公なのに出番少なめ。

ヤンヤン少年の楽しい夏休み映画かと思ったら全然違った。

台湾の映画なのに邦画を観てるような安心感があった。

ヤンヤン一家それぞれにフォーカスが当たるのでちょっと長い・・面白いんだけどね。

お父…

>>続きを読む
かほ
3.8
短絡的で感情的な人間がたくさん出てきたけど、ヤンヤンの佇まいが一番好きだった。
yuuuk
-
まだ途中なので記録のみ。一人の人生に娘やヤンヤンや祖母の人生が重なっているんだなというところまで理解した。
ヤンヤンの性のめざめの描き方が印象的だった。
レク
4.2

思春期の男の子からその家族の変化と絆を描く群像劇。
真実の半分、初めての恐怖。
性別や年齢を越え、冠婚葬祭、喜怒哀楽、人生とは何かに至る哲学的メッセージ。

見えないものを映すエドワード・ヤン監督の…

>>続きを読む
5.0

「見たことがないものを見せるようになりたい」ヤンヤンのお手紙の通り、この映画には映画に求めることが詰まっている。何か分からないもの、自分では観られないものを撮ること・描くこと(後ろ姿や鏡越しの自分)…

>>続きを読む
犬
5.0
"なぜ私たちは初めてを恐れるのか"

あなたにおすすめの記事