監督・脚本 エドワード・ヤン
ひと夏と言ったって、家族それぞれに物語がある。観客は家族それぞれ何があったか知っているからこそ、顔を合わせしたときの表情に共感が持てる。仕事と看病で逃げ出したくなる母…
90年代の空気感を残す台湾で
ブルジョワな暮らしを送るNJ一家の関係性が静かにひび割れていくさまを
各々の視点で描く。
一家の仲は悪くはないけど
どことなく希薄な関係な気がした。
一旦綻びが起こると…
何が良いって言えないけど、とんでもなく良かった。雰囲気は恋愛時代と似てるよね
ヤンヤンの純粋さがある程度歳取るとめちゃくちゃ刺さるし羨ましいな
物事は複雑に見えてるだけで複雑じゃない、っていうセリフ…
このレビューはネタバレを含みます
ずっとずっと観たかった作品。映画館の定員ギリギリに滑り込めて鑑賞できた。本当に言葉がなくなるくらいに人の人生が優しくも厳しい眼差しで描かれていて、人生の映画だと思った。こんなに完璧な映画他に無いなと…
>>続きを読むこの世で一番ごまかしがきかない生き物というのは子供なのかもしれない
寡黙でどこか風変わりな8歳の少年・ヤンヤンは、優しい祖母と、友人と共にコンピューター会社を経営する父・NJ、母・ミンミン、そして…
このレビューはネタバレを含みます
エドワード・ヤンの映画をみていると、自分でも映画が撮れてしまうのではないかと思ってしまう。本作はヤンヤンの親類の結婚式から祖母の葬式までに至る夏の思い出を、群像劇として描いているだけだから。
…
エドワードヤンって大マジで男の幻想撮ってたのかよというショック。恋愛時代はそこを自虐してるのかと思ってたけど…。
男をいつまでも愛し、男の気分のいい範囲内の、"愛ゆえの"苦しみや怒りしか露呈しない…