草の上の昼食という牧歌的で朗らかなタイトルとは裏腹に、この時代に試験管ベイビーというような先進的な題材を扱っており、そのうえで決して倫理的な領域に踏み込み是非を問うのではなく、人間を恋をする仕方なの…
>>続きを読むなんだこれは???となった 人工授精推進派の気鋭科学者兼欧州連合大統領候補の男と、自然豊かなプロヴァンスのあどけない農家の娘とのドタバタ恋愛 みんなの理性を吹き飛ばしちゃう魔法の風とかいうちょっとえ…
>>続きを読む風が吹けば博士が発情する。おフランスは気取った国かと思いきや、そういえば自由の国だったと再認識させられる、非常に健康的な映画でした。
爺さんの笛に惑わされて欲情する人々の様子が、どことなく真夏の夜…
巨匠ジャン・ルノワール晩年の作品。タイトルから同監督の未完40分作品「ピクニック」のようなシンプルな男女の恋愛作品をイメージしていました。
たしかに本作も表向きはシンプルな男女の恋物語です。が、そ…
人工授精と愛。暴風で高ぶる感情など科学的に説明できないものもある。男性不信のネネットはアレクシに出会い、ふたりは恋に落ちていく。結局、愛には勝てない。アントワネット。
「たぶん幸福とは自然の秩序に…
『草の上の昼食』(仏: Le Déjeuner sur l'herbe、英: Picnic on the Grass)1959
ジャン・ルノワール晩年の作品。
主人公は人工授精を研究する大学教授…
細かい設定がどうでも良くなるくらいハッピーであっけらかんとした楽しい映画。強風が吹いたので男女が発情し出す、などという出鱈目な展開を平気な顔して撮り上げるルノワールの圧倒的"陽の者"感が凄い。
二人…