日本では馴染みのないデンマークの女流作家、カレンブリクセン原作の映画化。デンマークでは一時期お札の肖像画にまでなったほどの有名人で、映画「愛と哀しみの果て」の原作者でもある。
と、ここまで前回…
静かで、きれいな映画。
遠い時代、遠い場所の風景と人々、暮らし。
私には知り得ない宗教観。
それでもどこか共感して観れるのは「食事」があるからかもしれない。
バベットの晩餐会の温かさ。口にする事は…
デンマークの小さな漁村で慎ましく暮らす老姉妹の元に、フランス人のバベットが転がり込んできた。それから長年姉妹に仕えたバベットはささやかな楽しみだった宝くじが当選し、賞金でフランス式の晩餐会を開きたい…
>>続きを読むクライマックスへの映画としての持っていき方がすごい。晩餐会が始まってうおおおおってなった。
バベットすげえ....
ただしこのカタルシスを味わうには1時間以上地味パートを眺めないとならない。
(暗…
とてもいい映画でした。食が人の心を豊かにする瞬間を見るのは、やはり嬉しい時間。
「貧しい芸術家はいません」
心を掴まれたセリフですが、料理人も芸術家だったのかとハッとしました笑。
人物の表情や行…
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