このレビューはネタバレを含みます
冒頭から良い。独裁主義を教えようとした教師が教室を独裁組織に変えてしまう。教師も日頃の劣等感からどこかでリーダーを楽しんでしまう。
最初は立ち上がって発言し低血圧を治すことや足を踏み鳴らすことから始…
高校教師が自分の受け持つクラスで実験的に独裁制を説いた授業をしていく、始めは遊び半分の様な空気だったが、、、
洗脳の怖さ、不平等な世界だからこそ独裁制であれば平等になれるという希望、居場所のない人…
授業の一環として独裁政治の実験を行った生徒たちが徐々に洗脳され、取り返しのつかない悲劇が起こるまでの過程を描いたドイツ映画。『赤信号、みんなで渡れば怖くない』じゃないけど、集団心理の怖さが際立った作…
>>続きを読む独裁政治を学ぶ体験授業をきっかけに洗脳されていく高校生たちの姿を、ユルゲン・フォーゲル主演で描くサスペンス・ドラマ。
1967年にアメリカの高校で起きた実在の事件を基に、ファシズムをシミュレーショ…
実際にあった全体主義を学ぶ特別授業(事件)を基にした社会派ムービー
面白半分で始めた授業だったはずなのに、個の集まりだったクラスは徐々に集団としての意思を持ち始め
何か大きなきっかけがあったわけ…
全体主義の仕組みを丁寧に追うことに関して完璧に出来上がっている。どこで間違えて、そのようにナチスができがってきたかということが、直接描くより巧妙に描いていた。しかし、これはあまりにも単純すぎる全体主…
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