炎上の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『炎上』に投稿された感想・評価

1950年代後半から1960年代前半にかけて、シュールレアリスムの影響を受けた前衛的な映画が世界中で沢山作られた。ルイス・ブニュエルにミケランジェロ・アントニオーニ、あのベルイマンもこの時期観念的な…

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三島の原作と実際の放火事件とが交錯する作品となっている。吃音と金閣寺、その二つは主人公溝口の全てに繋がっている。
観たかった映画、NHKBSありがとう。

市川雷蔵の小僧感ったら。
いつ出てくんだろ?って思ってたらお前だったんかい!っていう。
仲代達矢のギラついた目ヂカラ。
金閣寺と住職、母親っていう主人公にとって絶対的な存在の堕落に対する失望たるや。…

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山田
3.0
金閣寺の名前使えなかったアレか。でも最初の取調室で1回だけしれっと金閣寺って言ったな。

ストーリーは三島由紀夫って感じでオチがなぁ
モノクロ時代に作られたのが勿体無いな。

黒澤、溝口に寵愛された宮川一夫が魅せる映像美は目を見張るものがあり、金閣寺が炎上するシーンはまさに圧巻。内容は思ったよりもコメディ調で、個人的にはもっとシリアスでも嬉しかった。原作を読んだ後だと色々…

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流石三島由紀夫!と言いたくなる一作
主人公の精神が徐々に蝕まれていく描写が素晴らしい!
3.7
昔の映画ってやっぱりすごいな。モノクロとテンポの良さが相乗効果となって、引き込まれた。

      厭離穢土、欣求浄土

吃音症の青年が金閣寺=驟閣寺を燃やすまでを丁寧に。
原作は三島由紀夫。
監督は市川崑。

犯人である溝口が社会への不条理に対して
金閣寺に傾倒していき、思いを写して…

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asa
-
2025/11/20木曜日BS1 13:00〜
午前中は健診へ
この週の月曜日放送のバタフライエフェクトとも関連ある?

金閣寺


仲代達也が
Gan
4.1

三島の『金閣寺』にも思うことだが、切に若者のすべてを描き切っている。
原作で美の象徴とした金閣寺に代わって、本作の驟閣寺はいっそう、「父との関係」を前面に押し出している。しかし語るべきことはきちんと…

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