三島由紀夫原作の『金閣寺』の映像化。寺の名は驟閣寺に変更。映像化が難しい作品であるのもあって、原作の人物の内省や情緒、機微は省略されている。
断片的で無機質なシーンの積み重ねとなり、読了感の印象とそ…
もし仮に私が映画監督なら決して手掛けぬであろう原作のひとつが三島由紀夫の著した「金閣寺」だ。吃音と云う大きな劣等感を抱え様々な煩悩に心乱される青年僧が美と聖の象徴と崇める金閣に自ら火を放つまでの心情…
>>続きを読む溝口くんは、母親や住職、友達に失望し、「誰も自分のことをわかってくれない」と孤独感を深め、自暴自棄になってとんでもないことをしてしまった…
たったひとりの理解者、お父さんが亡くなってから全てがうまく…
登場人物それぞれに複雑な心境や、それぞれの悩み、コンプレックスを持っているが、その心の本心はどれに対しても明確な答えを提示してこない。
ただ、心とはそういうものであって、誰にもその本心は分からないも…
『炎上』は、1958年(昭和33年)公開の三島由紀夫の小説『金閣寺(1956年)』をもとに市川崑監督が映画化した99分のモノクロ作品。本作の一番の見所は最終盤の金閣寺(映画では「驟閣寺」(しゅうかく…
>>続きを読むなぜ驟閣寺を燃やしてしまおうということになるのか分かりませんでした。そして違うことばかりが気になっていました。京都に舞妓さんやら芸者さんが生き残っていられるのは、京都にはお寺の総本山がいくつもあり、…
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