2023年5月 アップリンク京都にて鑑賞
モノクロで昔の邦画作品なので、眠くなるかな?と思いながら挑みましたが、そんなことは一切なく面白く観ることができました。
名作はいつの時代でも鑑賞に耐えうる…
原作 三島由紀夫「金閣寺」を読むのは難しそうなので、先に映画を観ようと思いまして。
映画では金閣寺と言わずに驟閣寺と言っています。
主人公、溝口の驟閣寺を放火に至るまでの経緯の回想です。
溝口の…
1950年の金閣寺放火事件をモデルに三島由紀夫がその想像力を駆使して描き上げた小説を原作とする。高校生の頃とその20年後くらいに読んでいるのだが、その放火犯の大学生の心情が三島の言葉にかかってしまう…
>>続きを読むこの青年について何故どうしてそんな事をしたのか?は、これぞ観る側の人生の深さであろうと思う。そんな事を言いだしたら、ほとんどの作品がそうなんだが、この作品にいたっては特に簡単な憶測や感想をさけたいん…
>>続きを読む市川崑監督 市川雷蔵主演
原作は三島由紀夫の金閣寺
青年は何故、国宝に火を放ったのか…
雷蔵さんにとって現代劇の初主演作となります!映画化に関しては仏教界や金閣寺の住職から反対を受け、金閣寺ではな…
原作の世界観が想像以上に表現されていて素晴らしい。
また、原作よりも老師の葛藤が描かれていて人間に厚みが出ているところが好みだった。
主人公は吃音の劣等感に苦しみ、老師は僧侶の品格と生き方の矛盾…
感受性の強い男の子が、少なくとも自身の中では強烈な裏切りに次ぐ裏切りを体験しながら神格化していた寺を燃やしてしまう話。
見ながら、いつ燃やすんだ、どのようにして燃やすんだとタイトルで既に丸わかりの結…
今作は三島由紀夫の「金閣寺」を映画化したものだ。但し、金閣寺の住職からの猛抗議で劇中では驟覚寺という名称に変更されている。
溝口吾市は父の親友である田山道詮老師が住職を務める驟覚寺に徒弟として…
こ、これはすごい、やっと見たけど初めて炎上をみたのが映画館でよかった、、、
高校生の時に三島にハマったので、こも炎上の雰囲気も文句なしでした。
美しいものが燃える様の神ごうしさたるや、、、みたいなか…