炎上に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『炎上』に投稿された感想・評価

1950年代後半から1960年代前半にかけて、シュールレアリスムの影響を受けた前衛的な映画が世界中で沢山作られた。ルイス・ブニュエルにミケランジェロ・アントニオーニ、あのベルイマンもこの時期観念的な…

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三島の原作と実際の放火事件とが交錯する作品となっている。吃音と金閣寺、その二つは主人公溝口の全てに繋がっている。
観たかった映画、NHKBSありがとう。

市川雷蔵の小僧感ったら。
いつ出てくんだろ?って思ってたらお前だったんかい!っていう。
仲代達矢のギラついた目ヂカラ。
金閣寺と住職、母親っていう主人公にとって絶対的な存在の堕落に対する失望たるや。…

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黒澤、溝口に寵愛された宮川一夫が魅せる映像美は目を見張るものがあり、金閣寺が炎上するシーンはまさに圧巻。内容は思ったよりもコメディ調で、個人的にはもっとシリアスでも嬉しかった。原作を読んだ後だと色々…

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3.7
昔の映画ってやっぱりすごいな。モノクロとテンポの良さが相乗効果となって、引き込まれた。

      厭離穢土、欣求浄土

吃音症の青年が金閣寺=驟閣寺を燃やすまでを丁寧に。
原作は三島由紀夫。
監督は市川崑。

犯人である溝口が社会への不条理に対して
金閣寺に傾倒していき、思いを写して…

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4.0

三島の原作は主人公が脳内に屁理屈で作り上げた壮麗な城といった感じだったけど、映画ではそういった主人公の内面を描かず、自信のない平凡な青年にしか見えない作りになっている。この頭の中にあんなゴテゴテに飾…

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3.2
新訳ダイジェスト版金閣寺といったらそこまでだけど緊張感あって見入った。始まり方かっこいいし。でもラストで突っぱねられる。

市川崑・市川雷蔵に惹かれて。映画としてはとっても良かった!白黒ながら映像がきれい。役者も良い。
が、三島由紀夫原作だってことを腹落ちして理解してなかったー。
暗いw自己陶酔w 俺は孤独だ、、の世界観…

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3.8
市川雷蔵凄い

あの悶々とした苦しむ表情といい
悩む姿が、溝口そのものだった。

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