4Kリマスターで鑑賞。
市川崑監督の映像に如何にも三島由紀夫らしい
拘りの演出。
市川雷蔵にとって今作が現代劇初主演。
吃音に悩む青年を違和感なく演じている。
そして仲代達矢の存在感といったら…す…
月並みに言えば繊細すぎたということなのかもしれない。期待とすれ違い、裏切りの果てに人間ではなく、勝手に理想を押しつけられる、物である建物に執着し始め、自分のために滅ぼすという究極の自己所有を果たそう…
>>続きを読む原作の面白部分である、狂気を理論化していく道程があんま映像化できてなくて、まあ画自体はずっとかっこいいから良いんだけど、活かしきれて無い感がある
でも最後寺が燃えるとこは美しすぎて良かった、あと最初…
原作観てないからなんとも。炎上シーンも去ることながら、哲学的なシーンや台詞が多くて現代人が見ても面白い。名作と言われる事はある。
市川雷蔵は初見。これからも観ていきたい。やはり仲代達也の滑舌は絶品…
三島由紀夫の「金閣寺」、雷蔵が演じたらどうなるのかずっと気になっていた映画。
私のイメージしている雷蔵とはいい意味でまったく掛け離れた顔で鬱積した心の沼に落ちていく青年僧の様を見事に体現、役者魂を垣…
市川雷蔵さん。
名前は知ってたけど映像で見るのは初めて。
素朴な顔立ちが本作の気弱な青年役にピッタリだった。
主人公の溝口は吃りのコンプレックス、表向きには暴言吐いたりはしないけど、母親の不貞行為に…
三島由紀夫『金閣寺』の映画化。
恐らく世の中の醜悪に耐えられないため、溝口は自ら金閣の永遠の美を創り出し、夢中になる。だが、溝口は自分の生を実感する時に、その永遠の美が邪魔してきて、金閣の幻はすでに…
原作「金閣寺」の失恋に始まる複雑な内面の葛藤を映画ではバッサリ割愛するも、主演・市川雷蔵の美男オーラを抑えた未熟な小坊主姿の説得力には原作者の三島由紀夫も大満足。主人公にとって、金閣寺は亡き父の愛し…
>>続きを読む三島由紀夫の金閣寺を映画化。三島は映画化を承諾したものの、金閣寺の方から「金閣寺」の名前は使わないでくれ、とクレームがついたとのことで作品内では寺の名前が変わり、タイトルも変更になったとのこと
少…
三島由紀夫の金閣寺原作
実話を基に金閣寺を放火するまでのお話
市川雷蔵が坊主頭の主人公を見事に演じています
吃りがあり、コンプレックスいっぱいの主人公がお寺に預けられるところからです。
苦悩みた…