森七菜の炎上を見る前に観ておこうと思い鑑賞。人の実相を描くためだけに用意された設定と筋書きという印象で、純文学だった。映画だけど。白黒映画を観るタイプではないが全く今でも楽しめる内容。今見ても古びな…
>>続きを読む 市川崑監督の文芸作品群のうちのひとつ。市川監督は様々な作品を撮っていて、その振り幅が激しいので、個人的にはどうにも特徴を捉えにくいのだがが、そんなことはお構いなしに 本作もやはり美しい。
なに…
原作物と映画を比べる人がいるけど、原作が面白かった人には、この映画の良さが分からないよ。
比べる土俵が違うから、そんな事比べたって、感想にもならんよ。
昔、高田馬場の名画座で見た記憶がある。原作を…
溝口くんは、母親や住職、友達に失望し、「誰も自分のことをわかってくれない」と孤独感を深め、自暴自棄になってとんでもないことをしてしまった…
たったひとりの理解者、お父さんが亡くなってから全てがうまく…
『炎上』は、1958年(昭和33年)公開の三島由紀夫の小説『金閣寺(1956年)』をもとに市川崑監督が映画化した99分のモノクロ作品。本作の一番の見所は最終盤の金閣寺(映画では「驟閣寺」(しゅうかく…
>>続きを読む三島の『金閣寺』にも思うことだが、切に若者のすべてを描き切っている。
原作で美の象徴とした金閣寺に代わって、本作の驟閣寺はいっそう、「父との関係」を前面に押し出している。しかし語るべきことはきちんと…