登場人物それぞれに複雑な心境や、それぞれの悩み、コンプレックスを持っているが、その心の本心はどれに対しても明確な答えを提示してこない。
ただ、心とはそういうものであって、誰にもその本心は分からないも…
『炎上』は、1958年(昭和33年)公開の三島由紀夫の小説『金閣寺(1956年)』をもとに市川崑監督が映画化した99分のモノクロ作品。本作の一番の見所は最終盤の金閣寺(映画では「驟閣寺」(しゅうかく…
>>続きを読む【文系脳の学生は簡単に絶望しすぎ】
日本では進路選択で「文系」と「理系」に分けられます。「文系」とは「人間世界の内(≒フィクション)」を探究する学問、「理系」とは「人間世界の外(≒リアル)」…
なぜ驟閣寺を燃やしてしまおうということになるのか分かりませんでした。そして違うことばかりが気になっていました。京都に舞妓さんやら芸者さんが生き残っていられるのは、京都にはお寺の総本山がいくつもあり、…
>>続きを読む〈メモ〉
・人物はそのままに背景が変わってトランジション
・原作では金閣寺に対する妄執と主人公の強い自意識が描かれてた気がするけど、こちらは不幸な境涯に押し潰された主人公が描かれているように思った。…
白黒だけど引き込まれた。市川雷蔵さんは存在は知っていたけど実際の作品を見るのは初めて。彼の整った地味な顔立ちが溝口によく合っている。あの母親の喋り方が大嫌いな自分の母親そっくりでイライラしたなー(笑…
>>続きを読むパッと見始めたら気になって最後まであっという間に観てしまった。モノクロの中で光る役者の演技力がすごい。仲代達矢の役はくせものだが、女性たちが惹かれる理由がなんかわかってしまうな。
終始鬱屈とした展開…
BS録画視聴・モノクロ
小説原作・ドラマ
市川崑監督、市川雷蔵、仲代達矢出演
溝口吾市は寺の住職だった父が亡くなり遺言により友人の驟閣寺住職・田山道詮老師に預けられる。溝口は吃りで子供の頃から周囲…
仲代達矢のギラついた演技が凄い。
なぜ放火したのかとか、吃音のせいかとか、時代のせいかとか、両親のせいかとか、そういうのは核心ではなくて、文体の美しさを楽しむのが三島文学だと思っているので、その点…