牧師の元に手紙が来なくなったのは、朗読と代筆が面倒になったレイラが井戸に捨ててしまっていたからだろう。そしてもしかしたら、返事が来ないことで牧師は引退したものと判断されたのかもしれない。郵便配達人す…
>>続きを読むコンクラーベだかがやたらと話題になってましたが
そもそも宗教とは、この作品のような存在でしたでしょうよ
「私を通して神が言う」そういう、自分が神の代理人であるかのように話す世の中の神父や牧師や指導者…
たった73分で、なんて尊い話なのでしょう。
一切無駄のないシンプルな作りで、だからこそ登場人物の心情が沁みてくる。音楽もピアノで奏でる1曲が幾度か流れるのみ。
フィンランドの田舎の風景、窓に入る光…
12年ぶりに出所したレイラは署長の勧めで、盲目の牧師ヤコブと住み込みで働くことに。
そんなヤコブ牧師の家に毎日届くのが相談の手紙。
だがレイラはその手紙を読むのが面倒で、密かに捨ててしまっていた。
…
フィンランドの片田舎を舞台に、わずか75分で綴られた名編。
12年間暮らした刑務所を恩赦で出てきたレイラ
盲目の牧師・ヤコブ
ヤコブの毎日自転車で手紙を届ける郵便屋さん
わずか3人の登場人物。
…
元囚人のレイラは盲目の牧師ヤコブの元で住み込みで働くことになる。目が見えないヤコブの代わりに彼の元に届く手紙を代読する日々を送るレイラとヤコブの交流を描いたヒューマンドラマ。
フィンランドから届い…
主人公レイラは終身刑に服する寡黙な女性。
寡黙な所がむしろ良かった。
恩赦で出所し教会の下働きをする事に。
しかし、さびれた教会の牧師ヤコブは盲目。そこでレイラはヤコブに毎日寄せられる手紙を読み、…