【死という救済】
中学生のときに三軒茶屋のビデオ屋で借りて観てショックを受けた一作。当時(70年代)らしい厭世的なムードが色濃く、ロバート・アルトマンの『マッシュ』と被る作品でもある。
取り敢え…
ココに閉じ込められたまま
僕は誰とも話せない
思いっきり叫んでも
誰の耳にも届かない
僕はまだ心があるのに
誰の心にも響かない
選択権すらない僕は
自分の生き方を選べない
SOS
SOS
…
戦争というのは語られるものであり、戦闘シーンは迫力があり、活躍したものは英雄として祭り上げられる。
そうしたものを撮っておきながら反戦というのは少し違うのではないかと常々思っている。
この作品はそう…
終戦記念日に向けて再鑑賞。昔DVDをレンタルして観た気がする。劇場では初鑑賞。
健康良好だったはずの若者が戦争で負傷し、ベッドの上でひたすら死を望みながら生かされ続ける話。
体や顔の一部は失われて…
「恒久の平和を願う」
ダルトン・トランボ監督の戦争の悲惨さと人間の尊厳を描いた作品
戦場で被弾し、手、足、目、鼻、口を失った青年ジョニー
奇跡的に一命を取り留めたが軍の研究材料となってし…
気合いをじゅうぶん入れてのぞんだのに。不甲斐ないことにウトウトしてしまいました。座席についたときに、“そういえばアタシ、最近映画館で全然寝てないぞ!”とおごりたかぶったのがいけなかったのかもしれませ…
>>続きを読むあの"ハリウッド10"の代表格の名脚本家ダルトン・トランボの監督作。なのに過呼吸になりそうでずっと観れずにいた。けどついに観た。意外に唯一の監督作なのだった。小さな劇場の一番後ろの真ん中席からほぼ満…
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