なんともベタなタイトルだが、濁った心が浄化される作品だった。
例えるなら日本版「スタンドバイミー」。
あまりにも真っ直ぐな子供達が、大人に頼らずに無謀な計画を実行する。
主演の「まえだまえだ」兄弟…
意味のないものは捨てよと築かれた現代で、我々はむしろ無意味なことに焦がれるのはなぜだろうか。たぶんもう疲れ切ったからだろうな。
航一が描いた火山が噴火した時、フラッシュバックしたのが紛れもなく「彼ら…
子供視点で相米慎二の「お引越し」にも少し似たものを感じた。家族で仲良く過ごしたいと思う子供と、それが出来ない事への純粋な疑問と解決に向かいたい気持ちの表現。
どうにもならなかったとしても、それを受け…
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