寝室に入る光、この世とは思えない
ずっと何かを叩く音が響いている
飛沫で濡れた窓、鈍く、不穏な視点の移動
波音が内にくぐもる瞬間
ビリヤードの球と椅子ダンシングおじいさんたちめっちゃ良かったな…
…
モノクロの荘厳さ、光のゆらめきや反射の偉大さを感じ、時折襲いかかる睡魔と戦いながら、久々に映像の中に沈んでいく感覚を味わえたので、いい映画だったと思う。
物語は割とありそうな感じの切り口で、中年の…
白黒→顔に差し込む光の強弱。最後ブラウンの妻の顔に影がなかった気がする。白黒にするのことで白黒によってぼやかされた細部が観ている側に委ねられる。
カンカンという音→マロワンの家で等間隔なっていた木…
ある港町で駅の制御室で働くマロワン。港に入ってきた船から鉄道へと乗り換える人々を眺める中で、イギリスから来た男ブラウンが殺人を犯す様子を目撃する。殺された相手が持っていたバッグを海から引き上げると中…
>>続きを読むずいぶん昔に観て、凄い感じはしたが、よく分からんなとも思ったものだった。今回10数年ぶりに見返してみた。
いつものロングテイク映画である。冒頭、船舶のブリッジのような鉄道の監視所を監視所と分から…