増村のなかでもベストに入りますよ。人間を深く描くのではなく、表象的に出来事を描いているのみなのですが、当時のというか日本がずっと抱えている資本主義社会の滑稽さを描いてます。宣伝課長が加速しまくって血…
>>続きを読む今んとこ見た増村保造ではこれが一番情報量多いけど画面内外その整理が終始的確だからテンポの速い台詞回しが続いても内容がスルスル入ってくる。競合他社が潰れた後に資本主義システムの狂気だけが独り歩きし、そ…
>>続きを読むすごいすごい面白い
まあ笑って、血吐かずにがんばるしかないでしょうや
っていう増村の解
なってるようななってないような。
本当は笑って血を吐かずに頑張りたくないんだけど
野添ひとみが前近代的価値…
増村保造監督作品。
経済成長期の日本を舞台に、資本主義による競争社会の中で仕事に身を捧げる人々の悲哀をコミカルかつ鮮烈に描いてみせる風刺的な作品。
友情も恋心も丸々飲み込んでしまうような、病的と…
<邦画強化月間#13>
バルザックの影響が感じられる資本主義コメディ。
本作はウルフオブウォール・ストリートなどの、うぶな若者が資本主義の悪徳にはまっていく皮肉な成長物語の系譜を辿っているのだが、主…