溝口が亡くなり、女性映画の「巨匠」として成瀬の定評が付く1960年代の、成瀬の脚本家は、主に松山善三となるが、それ以前、成瀬が自分で脚本を書いていない時の脚本家は、長らく東宝専属の脚本家として勤め…
>>続きを読む貧しくとも出てくる人たちが皆んな誠実で健気。家族の前では気丈に振る舞う田中絹代がひっそり膝を抱えて泣いてる場面でグッとくる。揺らめく今川焼の旗がアイスキャンディに変わる季節表現だとか映像の見せ方も良…
>>続きを読む戦後、恵まれてるとは言えない環境での、ある家族の日々を映しています。
周囲の人が結構亡くなっていくけど、あえて悲しくならない演出なので、泣ける感じではないです。途中ざわめくような演出もあるのはご愛嬌…