このレビューはネタバレを含みます
成瀬巳喜男のおかあさん
日本映画の4大映画監督のひとり、成瀬巳喜男監督。メロドラマからサスペンスまで表現してきた東宝系監督。
今回、1回見るのをやめた「おかあさん」を見てみた。「浅草の夜」を…
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小学生の作文を原作にここまでの作品を作り上げた脚本の水木洋子と監督の成瀬巳喜男、本当に素晴らしい。
長男を亡くし、旦那を亡くし、娘2人と妹から預かる幼い男の子を女手ひとつで育て、旦那の残したクリー…
成瀬巳喜男はやはり、今を描くのが上手だなと。長男の死や父の死、もちろん重く悲しい出来事なんだけどあっさりと映す。カットが変わるともう死んでたりする。日常生きていく中で家族が体験していく苦労や問題を解…
>>続きを読むAmazonプライムビデオ内の【東宝名画座】で鑑賞。
長い戦争に負けて、疲弊し、立ち上がろうとするたくましいニッポンの庶民の暮らしが息づいている。貧しくて哀れだし、悲しいんだけど、なぜか心の底から…
「終」に驚く。
思えば、昨今の映画ではあまり"おでかけ"が登場しないな、と。『サンライズ』や『秋日和』等々、"おでかけ"は多幸感を齎してくれる。本作では2回登場するが、これが反復として良く効いていて…
良い作品でした。1952年、戦後7年でこんな映画が作られたという奇跡。
まずロケーションが神がかっている。
向ヶ丘遊園と石神井公園は戦後かくのごとき風景だったのか。軽く調べたところ、メインの舞台で…
この映画の凄いところは、肝心のお母さんの心情を全く描くことなく、田中絹代の視線のみで「おかあさん」とはなんたるかを描き切ったところ。田中絹代への全幅の信頼があってこそできる芸当。口には出さずとも、少…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督作品。
田中絹代演じるクリーニング屋を営む母は、ずっと立ち続けて家事に仕事に追われている。
二度にわたり挿入される洗濯物が風にはためくショット。うちわを扇ぐ、店ののぼり旗がはためく…
父と長男が死に、次女が家を出ていつしかトシコも結婚しても良い年になり、クリーニング屋では新しく16歳の若者が働き始めるという、ただの人生の循環を描いている。いつかこの家を去る長女がこの物語が始まる前…
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