おかあさんに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『おかあさん』に投稿された感想・評価

「終」に驚く。
思えば、昨今の映画ではあまり"おでかけ"が登場しないな、と。『サンライズ』や『秋日和』等々、"おでかけ"は多幸感を齎してくれる。本作では2回登場するが、これが反復として良く効いていて…

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Kazuho
4.5

良い作品でした。1952年、戦後7年でこんな映画が作られたという奇跡。

まずロケーションが神がかっている。
向ヶ丘遊園と石神井公園は戦後かくのごとき風景だったのか。軽く調べたところ、メインの舞台で…

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あぁ
4.1

この映画の凄いところは、肝心のお母さんの心情を全く描くことなく、田中絹代の視線のみで「おかあさん」とはなんたるかを描き切ったところ。田中絹代への全幅の信頼があってこそできる芸当。口には出さずとも、少…

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4.2

成瀬巳喜男監督作品。

田中絹代演じるクリーニング屋を営む母は、ずっと立ち続けて家事に仕事に追われている。

二度にわたり挿入される洗濯物が風にはためくショット。うちわを扇ぐ、店ののぼり旗がはためく…

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牧田
4.5

父と長男が死に、次女が家を出ていつしかトシコも結婚しても良い年になり、クリーニング屋では新しく16歳の若者が働き始めるという、ただの人生の循環を描いている。いつかこの家を去る長女がこの物語が始まる前…

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成瀬巳喜男監督と脚本の水木洋子が初めて組んだ作品。『おかあさん―全国児童綴り方集』(1951)を映画化。加東大介の初めての現代劇。

1950年頃の東京郊外。戦後ようやくクリーニング屋を再開した福原…

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健気に頑張るも、失い続けるお母さんの映画。

涙腺緩い人が見たらヤバそうです。
でもそこまで悲しくもならないし、めっちゃいい映画でした。
ガチ泣きしてしまった。そして普通に吹き出すくらいにギャグセンもある。親の再婚問題という意味で『晩春』の気持ち悪さがなくてとても良かった。「終」に驚愕した。あと息子が死ぬ省略やばすぎ。

成瀬巳喜男監督作品では、「朝の並木路」「まごころ」と同系列の爽やかな後味の名作の一編で、長女年子香川京子の、母福原正子への親子愛を綴った語りによる、大森近辺の商店街に父良作三島雅夫が苦労して開店した…

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戦後の厳しい環境で生きてきた日本の母親の姿。

現在では考えられないような不条理や理不尽を母は母なりに子は子なりに受け入れて生きていくしかなかった時代。

日本の原風景とは、当時の建物や暮らしのこと…

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