ボーフォート -レバノンからの撤退-の作品情報・感想・評価

「ボーフォート -レバノンからの撤退-」に投稿された感想・評価

イスラエルの戦争映画。
ひたすら暗く、沈んでいくような映画だった。撤退が決まっているにも関わらず、最終通告がないために砦で立ち往生してしまい次々と仲間が死んでいく。無駄死になのか、あるいは命令に従った価値ある死なのか、軍の上層部は前線の兵士の命など気にも留めていないという戦争映画にありがちの典型的な題材だった。
下山して撤退が完了したときの兵士たちの姿がとても良かった。
Youtuki

Youtukiの感想・評価

3.5
2007年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した、イスラエルの戦争映画です。

ボーフォード砦から撤退する予定のイスラエル軍が、上からの「最終撤退命令」が来ないまま、戦友が次々と犬死せざるえない状況の話です。
撤退が決まっているため反撃も出来ず、毎日死とともに生きるしかない兵士達の話。
ちょっと前に「灼熱の魂」で十字軍とイスラエル軍の町での戦いを鑑賞していただけあって、今回も戦争による死の無意味さをまじまじと見せ付けてくれました。戦争なんてしたい奴が素手で殺しあえよ。兵士なんて使うなよと、こういう映画を観るたびに思いますね。
FukiIkeda

FukiIkedaの感想・評価

3.5
NYでの学生時代、イスラエルから来ていた友人は皆とても大人びていた。兵役があるからだと思った。親友の女の子は兵役を逃れてNYに住んでいた。それでも精神年齢はかなり高かった。その頃、イスラエルの街中でのテロのニュースを見て彼女に大丈夫かと尋ねた。すると、「そんなものは昔から今まで毎日町中で起きてる。たまたまニュースに取り上げられてるだけ。」と言われ、カルチャーショックを受けた。
映画の中の兵士たちも勿論若い。きっと18〜22位の青年たち。彼らの親の殆どは息子や娘がどこに従軍しているかわからない。死と隣り合わせの毎日。
武器を使えば使うほどお金が儲かる人がいる。
兵役ってそういうこと。