イスラエルの戦争映画。
ひたすら暗く、沈んでいくような映画だった。撤退が決まっているにも関わらず、最終通告がないために砦で立ち往生してしまい次々と仲間が死んでいく。無駄死になのか、あるいは命令に従っ…
【第57回ベルリン映画祭 監督賞】
『フットノート』ヨセフ・シダー監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され監督賞を受賞、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。
戦争映画が苦手で、本作もそこま…
‘00にシリアからレバノンのベイルートを目指した。目当ては途中のローマン遺跡バールベックだったが、昔内戦でニュースによくなっていたベイルートもこの目で見たかったからだ。
南部はまだ危険だと聞かされて…
拠点(にした古城)から撤退するイスラエル軍視点。交戦シーンはなく、激しい攻撃から耐えるだけというレア設定づくしのエンタメ映画。
「味方/敵」が「いい/悪い」などには触れずに展開する。
激しい爆撃にあ…
虚しさしかないイスラエルの占領地防衛映画
昔犠牲を出して占領したレバノンの土地を、占領したが故に犠牲者だけをだしながら無意味に防衛する様は虚しさしかない。
最後の撤退する際の砦爆破はまるで開放される…