2000年前後の史劇映画が大好物です。
伝説的な英雄譚と、情緒不安定な妄想少女。ジャンヌダルクを両側面から描いた作品。
悲壮感を漂わせ鬼気迫るミラの演技は鳥肌もの。気負いに震えつつ突き進む魂の咆哮…
オルレアンの乙女とされる悲劇、ジャンヌダルク!
彼女には色々言われているが、後半のヒステリックな彼女は見ていられないものである。結果は知ってるながらも、応援してしまう。そんな映画。唯一の奇跡的な大勝…
ジャンヌの言動はおそらく、無神論者や非キリスト教徒には到底理解しがたいし、狂ってるように見えるのだろうと思う。
でも私にとっては、「神とは?本当の信仰とは?救いとは?自分は何者?」という問いを、常に…
信じるものって、その人の心の中にしか存在しない。可視化出来ない。周りが信じるものと自分が信じるものは絶対に同じなんてことはなくて、そこに生じる差異に混乱する。神と言ってイエスだけを想像してもそれぞれ…
>>続きを読む友人に勧められて鑑賞。思わぬ掘り出し物だった...!
ミラ様演じるジャンヌダルクは、幼少期の奇跡・神秘体験(あるいは復讐心)をもとに革命に身を投じる。
しかしその姿は純粋にヒロイックなものではなく…