百年戦争におけるフランスの英雄ジャンヌ・ダルクの半生を描いた歴史ドラマ。
リュック・ベッソンが監督と脚本を務め、ミラ・ジョボビッチがヒロインを演じ、ジョン・マルコビッチ、ダスティン・ホフマン、バン…
リュック・ベッソンに宿るポップとアートという二面性が、「ポップ・アート」のように溶け合うことなく、そのまま分裂して表出したところがあり、公開当時に劇場で観た印象をそのままに、今も静かに愛している。
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わずか19歳という幼い時を駆け抜けた少女
神は御心をジャンヌに示されていたのか
彼女が信じていた事は
とても残酷で残忍な事を呼び起こしてしまった
何が彼女をそうさせたのか
彼女は神をただ信じ疑い…
ジャンヌは思い込みが強く、今で言えば総合失調症を抱えていたのだと思う。幼い頃のトラウマによってそれは一層強くなり、信仰という言葉に変わって彼女の見たいように現実を解釈していく。半ば狂気のように描いた…
>>続きを読むリュック・ベッソンの良くもポップで見易い作りがスペクタクル中世と大変合っていた。乱戦のカメラのアクションに揉まれる感じとか、人物の顔打ちカメラなんかにベッソンは感じる。パリ攻撃のジルドレとのシーン、…
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