地下鉄サリン事件後のオウム真理教信者に密着するドキュメンタリー。
産まれて間もないころの事件なので当時の様子を詳しくは知らない身分ですが、この映画で事件の印象が少し変わりました。
マスコミや警察…
・見ていると何が正しいのか分からなくなっていく映画。ドキュメンタリーの醍醐味って感じだった。
・信者の発言における「基本的には」の多さよ。歯切れの悪さが味わい深い。
・公安怖え〜。足の痛がり方、ファ…
以前「A2」を観て面白かったが、これを観てさらに面白くて驚いた。サリン事件直後の1995年9月から約1年間、もっともオウム真理教に対しての風当たりが強い時期に撮影されただけあって、マスコミ、警察、地…
>>続きを読むオウム真理教事件は同時代に経験したので大枠は理解していたが、荒木浩という上祐史浩のあと広報部長を継いだこのドキュメンタリーの中心人物は名前と顔しか知らなかった。京大文学部だということだが、高校が気に…
>>続きを読む一張羅にスリッパ。
表現の自由と人権、過激な報道。マスコミや警察のおかしさ。権力濫用とも言えるかもしれないし、時に目に見えて暴力的ですらある。みんな血が流れてるんだから、僕たちのほうが言いたいですよ…
可哀想、と思ってしまうのは、やはり彼らに密着した形で撮られた映像だからなのか。
あの時代に生きていたら、全く捉え方が違ったのだろう。でも当時をほとんど知らないからこそ、純粋に映像だけを受け取れたよう…
◎
貴重で重要なドキュメンタリー。
「絶対的な真実(または正義)」を盲信することの危うさ。それは信者だけでなく暴力的な国家権力もマスコミも、サラリーマンになれ、親に連絡しろとえらそうに諭す一般人も…
ありとあらゆるテクニックやドラッグを用いて信者を洗脳し私利私欲を満たしまくる麻原彰晃と、それを健気に真っ直ぐに支え慕い続ける側近達のヘンテコな関係性が垣間見えるドキュメンタリーだった
数々の修行やイ…
信じるものに衝き動かされるという図式が転覆して、報道陣や警察の方がおかしくてオウム信者の方がまともに見えてくる。公安警察の転び公妨は毎度の手口で本当にデタラメで無茶苦茶で酷くて最低で、この一部始終を…
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