このレビューはネタバレを含みます
ワンアイディアとして面白く仕立ててある。なんか劇っぽい演出だなと感じた。空間の使い方が良い。カフェの中での人の動きが良い。
記憶喪失についての理由も、おそらく頭の傷のせいと明かされるのも良かったし…
"記憶をなくして帰還する男"と"待つ女"というソフィア・ローレンの『ひまわり』と同じ構図だけど、過去(戦争の場面や、女が待ち焦がれている時間など)がばっさりカットされてるのが印象的。
名前を呼ばれて…
カフェを営む女性のもとにやってきた記憶喪失の浮浪者は戦後16年間行方不明だった彼女の夫そっくりだが。。
戦争描写は一切なく、夫だと確信し記憶を取り戻そうとあれこれ試行する女性の姿が描かれます。しか…
「かくも長き不在」
カフェを営む女がある日出会したのは16年前に姿を消した夫に瓜二つな浮浪者。夫ではないかもしれないとも思いながら、少しずつ距離を近づけていく女。周りは夫であることを否定しながらも…
ワイ的には終わったかなと思いました。
たとえ人違いであっても、記憶が戻っていなくても、もしテレーズさんをお好みであれば、アルベール(かもしれない人)は、ちょっくら同居させていただこうかな ってなこ…