幸福(しあわせ)の作品情報・感想・評価

上映館(1館)

「幸福(しあわせ)」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

5.0
カラフルで綺麗な絵だと思ってよく見たら、グロい絵だったかのような胸糞悪さ。

素朴で美しい映像と美男美女が出る話なのに、こんなに歪で恐ろしいハッピーエンド観たことない。
唯一無二だと思う。悪人不在の邪悪映画。こんなの初めて観た。もうとにかく嫌。でも最高です。
そえ

そえの感想・評価

3.1
フランス映画
かむ

かむの感想・評価

3.8
何を観てしまったんやろ って、感覚

よくレビュー見かける作品やったけど

実際に観てみたらわかる良さやった 👏 ✨
ぐっち

ぐっちの感想・評価

3.7
愛が2つもあって、幸せだ。って考え方、怖すぎる。
馬鹿だな と思いながら観切った。
人間の薄っぺらい約束を見た気がした。シニカルで素晴らしい映画。
chacole

chacoleの感想・評価

3.9
前半の淡々とした慎ましい日常生活の描写は、ホームビデオを見せられているよう。
だが、夫のもう一つの顔を見せられていくうち、妻に悲劇が起こる。
残された者達は新たな形の家族を形成していく。妻のキャストが替わっただけの。それは誰の「幸福」なのだろう…?
シニカルなタイトルと余韻がジワジワくる。
フランス60年代のファッションとインテリアの配色はステキだ!
MASSY

MASSYの感想・評価

3.6
嘘をつけないバカ正直な夫から浮気の告白をされる妻。何を言ってるんだろうこの人は、と妻が見せる表情がなんともリアル。それでも仲睦まじくなるのが、痛ましくもあり、微笑ましくもある。内容は実はヘビーな話でもあるが、全体を通して明るく華やかな色彩に、ふんわりとした幸福感に満ち溢れているように見せられる。60年代ならでは?のアートスティックなカット割りも新鮮に感じられるが、顔と乳首だけのカットは、ちょっと笑ってしまった。
撮り方が面白すぎる、それだけで観る価値あり
内容も深くて好みだった、結局しあわせってなんかわからんよね

筋書き:★★★★★
映像美:★★★★★
役者力:★★★☆☆
世界観:★★★★☆
影響度:★★★★★
kiyonaga

kiyonagaの感想・評価

4.7
円満な生活が羨ましいほどに微笑ましい。一方で、その幸福が新しい幸福に蝕まれてゆくのを、夫も子供たちも含めて、全員が無批判に受け入れていく様は、ある種の地獄を見ているような気分にさせられる。
ただテレーズの死に違和感は抱かなかった。死の直前、夫は、愛人と妻という二人の女性を愛せる状態、それを保てることこそが幸せだと伝えた。そして、それは侵害しないのが普通だと忠告した。その時点で、いかなる形で愛を示されようと、テレーズが夫と対等な幸福を築くことはできないのだ。なぜなら、テレーズが夫と二人で分け合う幸福と、夫がテレーズと愛人の三人で分け合う幸福は等しい関係にあるからである。厳密には、夫に半ば独善的に等しいとされてしまったからである。これ以上に理不尽な話はないが、この夫婦間の不条理をこの夫はいとも簡単に、残酷なまでに純粋に突きつけてしまったのだ。
つまり幸福が個人の枠組みを超えることは決してないということだ。幸福とはエゴイズムそのものであり、他者のそれと自分のそれとを均衡させることや、均衡できると思っていること自体がナンセンスなのである。それは夫婦であろうと、家族であろうと、友人であろうと変わりはない。自分たちが無意識の内に幸福を押し付けている裏では、身近な他者がどれだけ幸福を奪われているのだろうか。皮肉なことに、押し付けている側が、その僻事に気づき、改めることは断じてないのである
>|