自由か死か 校舎の屋根に旗を掲げよ
明日共に立ち向かおう
攻撃に使用するのは古本に空き缶と履き古した靴 屋根裏にある弾薬
意地悪な大人と戦うぞ
【感想】
30年代に公開された本作からしっかりと漂っ…
ずっと気になっていたジャン・ヴィゴの中編。
日本での知名度は微妙だけどトリュフォー、ゴダール、ジュネあたりの元ネタ?らしい
まず邦題がオシャレすぎる。「日曜外出禁止」="操行ゼロ"って気が利いてて…
こんなに大人対子供の勧善懲悪的な劇映画もう撮れない。コンプラとかそう言うことだけでもなく、この時代のこの質感の説得力がないと、いくらいい子役とスタッフを集めてもこんなに純粋で美しいものにならない
ス…
寄宿学校に閉じ込められた少年たちが、抑圧に耐えられなくなった末に「操行ゼロ」の罰を逆手に革命を企てる姿は、どこか愛らしく、しかし本気だった。自由とはこういう瞬間のためにあるのだと、痛感させられた。
…