新学期・操行ゼロの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『新学期・操行ゼロ』に投稿された感想・評価

Juzo
4.5

寄宿学校に閉じ込められた少年たちが、抑圧に耐えられなくなった末に「操行ゼロ」の罰を逆手に革命を企てる姿は、どこか愛らしく、しかし本気だった。自由とはこういう瞬間のためにあるのだと、痛感させられた。

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tomoko
4.1

約40分という短さの中にさまざまな映画のアイデアが詰まってた。色々工夫されてて新鮮だった。でも割と思想強めな感じはした。最後の教員たちをコテンパンにして知事もついでに被害に合わせて学校の屋根に旗を立…

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「自由か死か 校舎の屋根に旗を掲げよ 攻撃に使用するのは古本に空き缶と履き古した靴 屋根裏にある弾薬 意地悪な大人と戦うぞ」

子どもたちの無邪気なアナーキー精神が微笑ましくもあり、めちゃくちゃ痺れる。
なお
3.7

学級崩壊
唐突なアニメ
編集の遊び
ステレオタイプな描写がありつつ
クィアな描写もあり
大人は判ってくれない的散歩シークエンス
大人の滑稽さ
狡猾で協力的な新任
大人と子供の間
サイレント映画と錯覚…

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1.8

Filmarksの評価が高いからといって、自分も面白い訳じゃないんだなと改めて感じた作品だった。44分の作品だからさらっと観るつもりだったが退屈で長かった。
高評価をつけてる方にどこの場面がそんなに…

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・セリフ抜きで映像で笑わせるのはサイレント時代の名残。やはり映画たるもの映像で面白くしてなんぼ。
・大人たちの傲慢で不条理な行動に反抗しやり返すシンプルなストーリー。子供の未熟ながらに大胆な作戦は胸…

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3.5

わずか4本しか作品が残っていないジャン・ヴィゴ監督による中編映画。監視の多く閉鎖感の強い中、鬱憤のたまった子どもたちが派手に学級崩壊を起こす。製作当時、子どもによる革命映画ということもあり、本国では…

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子供たちがずっとキラキラしていて良い。学校に向かうまでのシークエンスとか、学校の見取り図を取り囲んで作戦会議をするシーンとか、エンタメでよく見るやつ。後世に影響与えていそう。
310
-
林間学校でみんなでおんなじ方向に頭向けて寝るの好きだったなー、全然好きじゃないクラスでもなんかすごく、それだけは好きだった

無邪気な世界。こういう自由なというか、無邪気さのある子供で自分はなかったから、なんかいいなぁと思った。ぼーっとながら見。監督は1年後に結核で死去。うーん、儚い。真夏の世の夢みたいな、そんな映画。子供…

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