話が進むにつれリリーさんが男前に見えていく。“人”を知っていくってこういう事なんだろう。
たまに「この相手のどこに魅力を感じて結婚したんだろう?」と思うような夫婦がいるけど、じっくり付き合ってみない…
なんなんだ、とてもとても良かった。
生きることと死ぬことをテーマにしているからか、キツいシーンが所々あって、そういう意味ではもう一度見るのはしんどい。
けれど、そんな表面上のものさしで測りたくない…
夫婦が直面する問題に対してどのように向き合うかが描かれた素敵な作品。
やっぱり男性と女性ってどこまでいっても分かち合えない部分があったりする。
それをしっかりと理解しようとすることで、愛が醸成され…
長回しのシーンがすごく印象に残る。
嵐の夜、どうしようもなくなってしまった奥さんを優しく受け止める旦那さん。
家を売る売らないの家族会議、ノーカットに見えるけど、唐突な水瓶が割れる仕掛けも相まっ…
色んなことがあった90年代の出来事と木村さんリリーさん夫婦の色んな出来事を並べる形で描き木村さんリリーさん夫婦の約10年は悲しいことや嬉しいこと色んなことに満ちていた。物語冒頭は大丈夫かなこの旦那さ…
>>続きを読む その時々の自分の心のやさぐれ具合、大切な人へも含めた寛容の気持ち、ちゃんとやってる ⇔ ちゃんとしてない振れ幅の適当なさじ加減なんかを、観るたび推し量れる映画になりそう🥄。
原作は「生きるこ…
ある夫婦の10年間の物語
最初相手にうまく気持ちを伝えられず、ギクシャクしていた関係が、
少しずついい方向へ変わっていく
どちらかというと、相手の嫌な面が見えて、嫌になっていくパターンが多い中、…
子供を亡くした夫婦の10年。
ちょっと若めのリリーさん。飄々として感情が読めない旦那なんだけど奥さんの痛みを全身で受け止めている。
変に慰めたり俺だって…!と主張するよりサンドバッグのようにただ妻の…
(C) 『ぐるりのこと。』プロデューサーズ