放浪記の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『放浪記』に投稿された感想・評価

3.9

森光子のロングラン芝居でつとに知られることになった、林芙美子原作の『放浪記』。ここでは1962年東宝製作・成瀬巳喜男監督による映画化作品を、NHK-BSプレミアム・シネマの録画にて鑑賞。

「だめん…

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yuki
4.0

林芙美子氏の作品、人物を知りたくて鑑賞。
作家という人は比較的恵まれた環境で、幼い頃から教育を受けて文才を得るものと思っていたが、全くそんなことのない、その日暮らしでこれほど「明日は明日の風が吹く」…

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4.0

半年前友達と行った運転免許合宿中に見た。
自分だけ延泊が決定してかなり落ち込んでいたのだが、割とこの映画の精神的な図太さに助けてもらった気がする。
苦難に耐えながら生きる女性像に、余計な神秘性や善性…

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ay
3.7

高峰秀子、すごい役者
めちゃくちゃ捻くれてしょぼくれた女が、仲谷昇と話してる途中から顔がキラキラと輝いて別人のよう
たしかに男をみる目は壊滅的になくても、目的が男に食わせてもらおうとか、男に幸せにし…

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高嶺秀子さんのやさぐれた振る舞いが好き。とことん貧乏で男運がないけど度々流れる詩に共感する。成瀬さんの作品にはまった。
花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき
NHK BSプレミアム
ゆき
4.3

ふてぶてしい感じの娘を高峰秀子。
気怠い。それが良い!
日記の語りにそって物語が進む。
面白い。モノクロ。

貧乏なんだけど、仕事も転々としながら物書きをしている。
この頃はこうやって人にお金を借り…

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「貧すれば鈍する」という諺もあるが、芙美子の場合その複雑な生い立ちや家庭環境、加えて失恋の痛手を、なりふりかまわぬ文学の鬼と化し才能を発揮させた稀な才女である。高峰秀子いい役者ですね。実際、彼女も複…

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BSシネマにて初鑑賞
林芙美子の生き様に余り好感持てず
作家の卵たちの暮らし生活の乱れようも頭の良い利口な人たちの特徴なのか 
凡人にあらず

貧乏にめげずに苦労に苦労を重ねデビューに至ったひとりの女性作家の半生を詩的な語り部とともに描く。語り部は主役の高峰秀子が務めている。高峰秀子が夜の墓地を散歩する場面が度々差し込まれる。中でも高峰が墓…

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