超おブスな高峰秀子を堪能しました。
貧しい行商の家に生まれ放浪を続けた林芙美子が『放浪記』を執筆して脚光を浴びるまで。
太い八の字眉に姿勢も悪く見せ、デコちゃんが成りきります。ふてくされて可愛げが…
「放浪記」は読んでないし、有名な演劇も観ていない。本作はとても好きだった。個人的には「浮雲」より好き。安岡(加東大介)が非常にいい役をやっていて、それでもなびかない高峰秀子がまた秀逸。日本映画でこん…
>>続きを読む冒頭 行商人の親父の唄がむなしく響く
芙美子の歌うカチューシャの唄は、親父からの不景気の手紙で中断される
芙美子の恋は、カチューシャや松井須磨子のように、堕落していく、目先の食い扶持探し、男たちの餌…
★貧しい生まれ、貧しい暮らし、詩が好きなふみこが苦しい生活に負けずに生きていく。
◯こういう日記調の作品は面白いに決まっているのだ
◯この高峰秀子という女優さん、演技が細やかですごくない???嬉…
貧乏の辛さと書くことを職業とする人たちの苦労は伝わるが、彼女の後ろ向きな思考や無表情がどうにも受け入れられず。ただ「苦労していても前向き」という美しい物語が多すぎるのかもしれないと思ったりもした。か…
>>続きを読む林芙美子の自伝的作品を晩年の成瀬巳喜男が映画化。成瀬らしい演出はなりをひそめ、林の「花のいのちは短くて 苦しきことのみ多かりき」物語を、年代どおり日記形式にまとめている。本作にかぎらず、林芙美子、高…
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